centOSのVPSサーバでWEBサーバ(APACHE2)設定した

WEBサーバをインストールしたら、まず、WEBの公開ディレクトリの所有者:グループが、FTPでアクセス可能な一般ユーザに変更してあるか確認。
HTTPDのインストール後は、rootが/var/www/html/ディレクトリ以下の所有者になっており、このままでは、FTP経由でのアクセスやファイルの編集ができない。
「cgi-bin」ディレクトリなども、CGIを使うのであれば、全てオーナーチェンジする。

だんだん面倒になってきたので、変更点だけ。

  1. Timeout 120 →300 ※そのままでもいいけど、安めのVPSとかで、LIVE COMMERCEとかEC-CUBEなどを使うのであれば長めにしとく。
  2. KeepAlive Off →On ※どっちでもいい。処理の効率を考えてonにしとく。
  3. MaxKeepAliveRequests 100 →500 ※これもそのままでも構わない。アクセスやリクエストが多い処理のためには500くらいが効率がいい。(らしい)
  4. #ServerName www.example.com:80 →ServerName www.○○○.com:80 ※コメントを取って自分のホスト名に変更する。
  5. UseCanonicalName Off →UseCanonicalName On
  6. この辺の設定は、使うブログソフトやCMSなどに合わせてあとで変更してOK。また、「AllowOverride」を有効にしておくことで、HTACCESSファイルでの設定の上書きができる様になる。

    Options Indexes FollowSymLinks →Options Indexes FollowSymLinks ExecCGI
    AllowOverride None → AllowOverride All
    Order allow,deny
    Allow from all
  7. # →複数ユーザでWEBサイトを公開して(http://www.○○○.com/~namae/という感じ)ユーザごとの公開ディレクトリを持つ場合は、この中身は全部コメントを取って有効にする。その上で、設定値を必要な範囲で編集。今回はなし。
  8. DirectoryIndex index.html index.html.var →DirectoryIndex index.html index.htm index.php index.cgi index.pl ※PHPなども使用するので、index.phpファイルをインデックスファイルとして認識出来るようにする。
  9. AddDefaultCharset UTF-8 →#AddDefaultCharset UTF-8 ※コメントアウト。有効にしてると、HTMLファイルなどで他のエンコードを指定していても、UTF-8と認識されてしまい、文字化けするから。
  10. #AddHandler cgi-script .cgi →AddHandler cgi-script .cgi .pl ※CGIスクリプトを実行するために、コメントを取って、「.pl」を追加する。

設定できたら、保存して閉じる。

設定チェックとHTTPD再起動して、起動のおまじない。

[root@server]# httpd -t →設定が有効に動作出来るか確認。Syntax OKと出てきたらOK。
[root@server]# /etc/init.d/httpd restart
[root@server]# chkconfig httpd on
[root@server]# chkconfig –list httpd

参考にさせていただきました。
http://www.obenri.com/_webserver/global_env.html
http://mizushima.ne.jp/Linux/httpd/Apache.php

(httpd.confファイルのコンテナ<>内の設定項目の説明)
http://www.obenri.com/_webserver/container_dir.html

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