VPSを借りた・・・の備忘録(centOSの初期設定とか)

LIVE COMMERCEをテストするために、ドメイン取って、VPSを借りてみた。
自前のテスト環境では、なんかうまくいかなかったので、サーバは外に公開してないとなんかだめなのかな?(単に自分がアホなだけ?)と思い、安いサービスもあるので、取り敢えずは、もう借りちゃえ、みたいな流れです。はい。料金については、GW楽しく(?)遊べるゲームを1つ買ったと思うことにしました。

普通に考えて、めっちゃ設置ハードル高いです。
VPSとか専用サーバでROOT権限もらおうと思ったら、基本、サーバ会社は内容の面倒を見てくれない。
てことは、LIVE COMMERCEをインストールしたい、と思っても、それだけでも一般ユーザにはハードル富士山なのに、例えばPHP・MYSQLのインストールのみならず、場合によっては、FTPサーバやメールサーバ、APACHEなんかも全部自分でインストールして設定して、しまいにDNSサーバなんかも設定しないといけなかったりする。というか、ほぼこのコース。。。
高額なサポート料払うとか専門のPGに依頼するんじゃない限り、サーバ管理できるスキルないとキビシイでしょ。。。それ。

ああ、またボヤいてしまった。
これは取り敢えずの備忘録なのであった。

あとで整理するとして、忘れないために、随時訂正しながら書きこむことにします。
設置LIVE。(違うって?)

1)SSHでROOTログインして、一般ユーザをグループWHEELで作る

先にサーバを日本語に。

[root@server]# nano /etc/sysconfig/i18n
LANG=”ja_JP.UTF-8” →日本語用に書き換える

[root@server]# adduser namae
[root@server]# passwd namae
→パスワード2回→OK
[root@server]# usermod -G wheel namae

2)ROOTログインの禁止とSSHポート変更

[root@server]# nano /etc/ssh/sshd_config
#Port 22 →コメント外して、「port ○○○○」(自分がわかるポートでルータとファイアウォールの開いてる番号:例 50022とか。)
PermitRootLogin no →追記

[root@server]# /etc/rc.d/init.d/sshd restart

※あとで、パスワードじゃなく公開鍵での認証にするなら、公開鍵作って設定変更。
(http://www.yuyak.com/537)
(http://tanaka.sakura.ad.jp/archives/001065.html)
(http://www.happytrap.jp/blogs/2010/11/03/4146/)

作成したユーザ・変更したポートで新たにログイン確認。その後、rootにsuする。「-」忘れちゃダメよ。一部コマンド実行できなくなるから。
ここまでで、SSHログイン設定は、セキュリティもOK。

3)yumで取り敢えずのアップデート

[root@server]# yum update
※リストがずらっと出てくるので内容を確認して、変なモノとか予期せぬものがないかチェック。それで、いいの?インストールして?と聞いてくるから「y」入力enterでインストールされる。カーネルとかアップデートしないほうがいいものもあるかもしれないけど、取り敢えずは、あとで迷うより、最初に最新なったわ、って方が、効率よさそうだから、全部逝っとく。

ここでサーバのリスタート。

[root@server]# shutdown -r now
(待っとく。)
一回ターミナルとじて、再度開く。

[namae@server]$ su –

ここまでできたら、初期設定はOK。
次は、普通はファイアウォールだけど、ポートを閉じてしまうと、通信できない原因が設定ミスかポートかわからんくなるので、これは後にして、先に各種インストールと設定へ。(本当はセキュリティ上ダメよ;)
あと、不要なデーモンをストップ、っていうのも。これも、設定終わってからじゃないと、間違ったのストップして、FTPとか動かなくても原因究明できないから、後にする。(ntsysvコマンドから確認と起動設定・停止ができる)
こちらのページの中ほどの、(http://tanaka.sakura.ad.jp/archives/001065.html)「CentOSで標準で稼働しているサービス一覧」というのが参考になる。

4)必要なサービスがインストールされてるか起動してるか順番に確認する

取り敢えず、必要なサービスは、
・HTTPDサーバ(+PHP+MYSQL:これは後で。)
・FTPサーバ
・DNSサーバ<nsd>にしようと思ったけど、インストール面倒そうなので、nsdより重いらしいけどで。
・MAILサーバ こんな感じ?(※忘れてたら後で追記ね。)

取り敢えずは、サーバ会社から提供される初期情報とにらめっこ。
その後、インストールされてるか、確認。
[root@server]# yum list installed
でも、いっぺんに確認しても、どうせアレなんで、1個ずつ確認してインストールしていく。

[root@server]# yum list installed httpd
→一番気になるAPACHE。今回のサーバ(さくらVPS)は入ってた。一旦起動しとくか。
[root@server]# service httpd start →OK
[root@server]# chkconfig httpd on →再起動しても初期起動するようにする
[root@server]# chkconfig –list httpd →起動レベルで、3,4,5がonになってるか確認。
※chkconfigの2ステップは、他のサービスの設定完了の時もする。
※ntsysvコマンドから設定しても構わない。
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リストの中で “*” が付いているデーモンが、ホスト機の起動時に一緒に起動するようになる。起動/停止を変更したいデーモンを ↓ 、 ↑ で選び、 スペース を押して “*” を付けたりはずしたりして設定を変更。 最後にTABでOKまたは取り消しを選択してENTER。
起動レベル3,4,5の設定を一度に編集するなら、「ntsysv –level 345」で。
———————-

基本サーバのパッケージを順番に確認。
※サーバが64bitなら、「x86_64」のパッケージを、32bitなら、「i386」のパッケージを。

[root@server]# yum list installed vsftpd
→入ってなかった。インストールしとくか。

[root@server]# yum install vsftpd
→インストール可能なリストが出てくる。(多分本体1個だけ)確認して、「y」でインストール。

こんな感じで、全部やって行く。
[root@server]# yum list installed bind postfix dovecot

[root@server]# yum install bind
はいここで、BIND使うときに、「bind-chroot」(DNSのchroot機能)と「caching-nameserver」(DNSのキャッシュ機能)の2つも必要になりますので、一緒にインストールしときます。

5)PHP5.2.16とMYSQLのレポジトリからのインストール

あとで、PHPとMYSQLを入れるのだけど、CMS系とか対応推奨バージョンが、PHPが5.2系というときも結構有って、CENTOS5のデフォルトの5.1系もダメ、最新の5,3系もダメ、ってことで、対応できるレポジトリを引っ張ってくる。この手順は、後でPHPの設定するときで全然OK。取り敢えずネタを忘れたくないので、先に書いとく。

[root@server]# rpm –import http://www.jasonlitka.com/media/RPM-GPG-KEY-jlitka
→別にメッセージもなく、終わる。
[root@server]# nano /etc/yum.repos.d/utterramblings.repo
→utterramblings.repoという新規ファイルが作成されるので、下記内容を入力して、保存する。
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[utterramblings]
name=Jason’s Utter Ramblings Repo
baseurl=http://www.jasonlitka.com/media/EL$releasever/$basearch/
enabled=1
gpgcheck=1
gpgkey=http://www.jasonlitka.com/media/RPM-GPG-KEY-jlitka
————————
[root@server]# yum –enablerepo=utterramblings update php
(※phpがインストールされてない場合は、updateをinstallにする)
MYSQLも同じく。

enabled=1にすると、新しいアップデートが出たときに、yumのアップデートで更新されるので、
再度utterramblings.repoを開いて、enabled=0に変更しておく。
※インストールするパッケージなどを、yumインストールの際に確認しながら入れるのであれば、そのママにしても、yumからパッケージがあるかどうかを聞きに行くだけなので実害はない。
※サーバにapacheが予め入っていなかったときは、このレポジトリで、一緒にインストールすると、互換性とかイロイロ面倒がなくていいかも。

6)はい。じゃあ、各種設定。まずは、DNS(BIND)から行こうかな。

ネームサーバ立てても、DNSが行き渡るまで接続エラーとか出るし、設定間違ったら、またやり直して浸透するまで、っていうんで、数日掛かるから、先にここまでやっとくほうが安心。
だけど、設定に不安のある内は、DNSいじってしまう前にIP接続で、FTPとかの設定内容確認しといたほうが、エラー原因が分かりやすくていいのかも。DNS接続の絡むエラーがこんがらがって来ると、本当にめんどうだから。。。

独自ドメインを取る。今回は、GO DADDY(http://www.godaddy.com/)で。ムームードメインとかお名前.comなんかでも全然OK。
(ドメイン、前に使ってるのを入れ替えるか新しく取るかで迷うので、ちょっと放置して先にFTPやっとこ。言ってることと違うじゃん!とか突っ込んじゃ、ダメだ!これは私の備忘録なんだから。笑)

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