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ワタクシ的にCMSに欲しいモノ

オープンソースがいっぱい出てきて、楽しい限り。
これで、EeePCの改造ができたら、楽しいだろうな~と、闇にハンダ付けの練習なんぞ、してみたり。

コミュニティからECから新しいパッケージを見つけるごとに色々サーバーに入れてみては、研究をしてみるも、やっぱり、導入はともかく、運用は、ぶあっついマニュアルを見なくても、ネットで延々ググらなくても、直感的に分かる仕様とインターフェイスになってて欲しい。。。

だって、OSCて、結構しょっちゅう仕様かわるじゃん。クライアントから、良くわけがわからない電話とか掛かってきて、結局電話では意味が分からず、行って解決することに、、、みたいのも、多かったり。

で、本題。
ワタクシ的にCMSに欲しいモノ

  1. 簡単に導入・切り替えができる
  2. デザインとかテンプレは、コーダーのスキルくらいで完結できる
  3. ユニットをパーツ化して使い回しできる
  4. 承認フローとバージョン管理が実現できる
  5. コンテンツ自体をパブリッシュできたり、引っ込めたりできる
  6. 公開日を指定できる
  7. 入力データと出力のテンプレの組み合わせが選べる(多対多ができればベター)
  8. CSVなどから同じフォーマットのデータを一括登録できる
  9. (METAも一括で登録できればベター)
  10. ブログ的な一括作成でなく、入力フォームでフィールドを自由に設定できる
  11. CSS+HTMLフォーマットで、出力できる

B豚的には、ECでいうならEC-CUBE、汎用でいうならMODxは、結構良くできてると思う。

スキ。

あえて言うなら、EC-CUBEは、開発元のロックオンがもっとちゃんとコミュニティで発信したり、管理したりして欲しい。
なんか、有志に任せっぱなしで、バグとか取れたいいとこだけ、自分とこで使おうとしてないか???
コミュニティでは、色んな質問が上がってて、カスタマイズしたり、バグ修正したり、がんばってる感じある。
でも、これが、小さく色んなバージョンがあって、みんなそれぞれ違うものを使ってて、質問と回答が、そのどれのことだかわかんない。例えば公式ニュースで、共有SSLに対応しましたー!ってロックオンは書くわけだけど、それって、どのレベル?とか、一番新しいパッケージの仕様はいったいどうなってんの?とか、正式なところがわかんない上に、問い合わせても返答さえナッシング~。システムのパッケージだからね、やっぱり、フォローアップがちゃんとないとキビシかったりするわけで。

また仕事で使おうかな、とか、エビス、導入してみようかな、とか、考えてたけど、ここってサポート大丈夫???って、反対に評価は下がってしまった。せっかくいいもの作ってるんだから、やっぱりファンは増やさないとね。そういう企業姿勢って案外皆見てるもの。

MODxは、公開のときの段階的承認フローを実装して欲しいな。。。
パッケージはすばらしいと思う。直感的且つ開発しやすい。
でも、大き目のサイト(学校とかメーカーとか)で使うとなると、承認フローって絶対なのだ~。
自分サイトや小さい会社で使いましょう、は、全然OKだけど、それだったら、そもそもWORDPRESSとかMTとかブログソフトでも充分使える。中規模以上で使える設計なんだから、この辺配慮があるとうれしいな~。

ま、好き勝手言ってごめんなさい。希望です、希望。
どっちも、デフォルトいいものって思うので、この辺できてたら、他のものからぶっちぎりで、採用!なんだけどなぁ、というぼやきっす。

10ブログエンジン レビュー

http://www.smashingmagazine.com/2008/08/29/10-weblog-engines-reviewed/

  1. WordPress
  2. Movable Type
  3. ExpressionEngine
  4. Drupal
  5. Textpattern
  6. Joomla
  7. b2evolution
  8. Nucleus
  9. Serendipity
  10. Mephisto blogging software

一部B豚個人の意見も入ってるので、純粋に上記サイトの翻訳ではない旨、ご了承ください。m(^^)m

最近、ブログエンジンにも色んなものがあって、選ぶだけでも大変。(といっても、ブログ用途だけなら、やることも限られているので、要は、デザインのカスタマイズが簡単かどうか、っていうのが一番気になるところだったりするんだけど。)

どういうポイントでエンジンを選ぶか。

  • プログラミング言語
  • 機能 -例えば、機能の拡張性。柔軟な構造か、使いたいプラグインが豊富にあるか、デザインの自由度は高いか、場合によっては、他のブログからの乗り換え機能がないと厳しいこともあると思う。
  • コミュニティの大きさ -カスタマイズやバグの対応など、不明なことが出たときに、相談できるコミュニティやサポート体制がしっかりしていれば、対応も早く、重大なセキュリティバグなどへもいち早く気づくことができる。
  • プログラムの成熟度 -上記とも関連するけれど、あまり新しいシステムは、バグやセキュリティホールなどの洗い出しが充分ではなく、不安定だったりすることも多い。
  • 拡張性 -これはプログラムの、というよりは、コンテンツの拡張性。ずら~と同じテーマのコンテンツが徐々に増えていくようなサイトでは、エントリーを増やしていけるブログシステムは使いやすいし、カテゴライズするときの柔軟性なども気になってくると思う。

WORDPRESS

オープンソース。インストールも簡単で、PHP+テンプレートベースなので、デザインのカスタマイズもしやすい。もっとも広く使用され、世界的にも業界標準となっている。コミュニティによる議論や開発活動も活発。アップデートも簡単であったり、デザインテーマやプラグインも豊富に入手できることから、人気が高い。

MOVABLE TYPE

WORDPRESSが台頭してくるまでは業界標準であった。有償になったことから、だんだん利用者離れしてきて、プラグインなども、どこかの企業が有償で提供するものが多くなってきたので、だんだんユーザーが離れてったのね;一応、オープンソースプロジェクトも走っていて(MOTSという)こちらは、無料で使える、実は。機能も製品版と変わらない、というか、オープンソースな分、リリースはやい。日本では、金儲け主義に走って、海外では標準でなくても国内ではまだまだ売れるので、オープンソースプログラムへのリンクは隠されてる。情報も少ないというセコさ。(この辺、気に入らんわ~。)
多くの独自変数が用意されていて、ずっと使っている開発者には、使いやすい。でも、初めまして、で使い始めるには、この多い変数を覚えるだけでも大変なのですよ;その辺もMTがユーザー離れを起こしてる原因だわね。最近オープンソースのほうで再び活発になりつつあるけど、また、それで良くなったら、有償にするんじゃないのぉ?と疑ってしまう、私の中では前科持ちっぽい位置づけ;
複数ブログを一度に管理できたりするところは○。

EXPRESSIONENGINE

有償であるが、個人ユースは、無料。(MTといっしょ。)しっかりしたエンジン。複数ブログを、サブドメインや別ドメインで運用できるらしく、これって製品発売したらその都度ブログ立ち上げてるような企業では欲しい機能かも。運用更新もしやすいように工夫されていて、カテゴリーを選んで、テンプレートを選んで、って企業向けには、使いやすいかもしれないですね。

DRUPAL

最近人気ですね、これ。コミュニティ向けブログってところでしょうか。
フォーラムも比較的活発ですし、色々なプラグインも出てきています。日本語のものはまだ少ないですが、海外のものでは、ECサイトモジュールなんかもあります。つまり、ブログ書いて、その画面から買い物させるってことが比較的簡単にできる。ソフトウエア単体では非常にシンプルで、モジュールを追加していくとリッチな機能のサイトもできるよ、ってことでしょうね。

TEXTPATTERN

非常にシンプルな構造で、WYSIWYGエディタもない。基本構造は、EXPRESSIONENGINEと似ている。(らしい)

JOOMLA

DRUPALと似ている。DRUPALがコミュニティサイト向けの方向へシフトしているのに対し、JOOMLAはEコマース向けになってきている。ブログを作成するということでは、両者にほとんど違いはない。JOOMLAでもブログを書いて、その中から購入動線を作る、ということができる。

B2EVOLUTION

バックエンドは初心者にも分かりやすい。コミュニティがいまひとつ活発でないので、プラグインや機能に成長性がないのが残念。

NUCLEUS

こっちは、日本国内で結構使われてきてますね。1つには、マルチブログ、複数の寄稿者によるマルチユーザーブログとしての機能の強さにあるんじゃないでしょうか。機能面では、B2EVOLUTIONとも似ており、さらに有用なプラグインやテーマが揃っている。
制作会社で、複数担当者のいるような中・大規模企業向けにこちらを使うことが増えている。

SERENDIPITY

初心者に優しい。プラグインの自動バージョンアップ機能(WORDPRESSにもありますね)やライブラリなども豊富。マルチブログ機能はないが、複数ユーザーの投稿はサポートしている。

MEPHISTO

ビルトインのテンプレートエディタがあったり、操作が、より直感的。

このサイト内でも、その他にも色々紹介されているけど、いっぱいあるものだなぁ、と。。。

プロの認めるハイスペックCMS『TYPO3』

http://typo3.org/

TYPO3は、色々なエンタープライズCMSをみてきたプロにファンが多いように思います。

これが、タダでいいの!?っていうくらい、しっかり設計された、さすがプロダクトのドイツ、と唸らされるハイスペックなCMSです。プロが好む、というと聞こえがいいのですが、要は、色々カスタマイズしたりできる分、よく分かってないと、すごく扱いづらい、ということでもあります(^^;

TYPO3を使って、大規模サイトを作ったところ、リリースまで、何年も掛かった、と言う話がまことしやかにささやかれています;

かく言う私も、ちょっと敬遠。サーバーにインストールして触ってみたけど、自分が何とかついていけても、クライアントに操作を説明、理解してもらうのが直感的に難しそう・・・

ということで、いつか、ガツンと使ってみたいCMSでもありますね。

承認フローもしっかりしているリッチなオープンソースCMS『EZPUBLISH』

http://ez.no/jp/ezpublish

MODXもそうですが、オープンソースでも、エンタープライズな超高機能なCMSが増えてきています。

EZPUBLISHは、PHPベースで、内部構造の設計に優れ、大規模サイトの運用にも充分使える大変高機能なCMSです。
海外の有名サイトでも採用されていたり、その扱いやすさには定評があることから、最近日本国内でも注目を浴び始めてきました。同じように優れたCMSにTYPO3がありますが、TYPO3はできないことがない!と言われるくらい拡張性に優れている分、サイト設計のシステム要件や詳細な仕様設計が出来ていないと、カスタマイズするうちにわけがわからなくなった、とか、どこで何が出来るのか意味不明・・・ということも起こりがち;

簡単にしっかりサイトを作りたい、制作ベースで作りたい、と言うときには、MODX、EZPUBLISHなどがいいな、と思います。

CMSは色々ありますが、私は基本、テーブルやパーツレイアウトベースのものはあまり使いません。テンプレートがSMARTYなどで自由にレイアウトをデザインできるもの、カスタムフィールドを構成できるものを利用します。

と言うのは、CMSを選定してしまったものの、簡単に扱えるよ、という触れ込みのCMSにありがちなのが、後から、レイアウトの制限を受けてしまって、そのカスタマイズに予算を大きく取られたり、クライアントの運用できるスキルによって、フィールドの持ち方にバリエーションが必要になることが多いからです。

お気に入りは、MODXですが、これは、単体では少々承認機能が弱いのです。大規模なサイトを作るなら、複数階層の承認機能は結構必要になります。外部のシステムやモジュールなどと組み合わせるという手もあるでしょうが、やっぱり、単体で解決できるCMSは便利ですね。

などともじゃもじゃと考えながら、エントリーしています。

【追記】
※EZPUBLISHは、その後、バージョンがあがって、なんだか、WEBサーバーに色々な要件を要求される・・・ハイエンドCMSとしては、専用サーバでそれ向けにチューニングされて、という想定で、それでいいのかもしれないけど、これじゃあ、導入前のテストもつらいな~。
それに、いまだにサイトが英語ベース。インストール初め技術情報が少なすぎて、これもつらい。

AJAXベースでSEOへの親和性も高いCMS『MODX』

http://www.modxcms.com/

エンタープライズ版のCMSにも負けない高機能のCMSです。
htmlテンプレートやパーツの開発とデータ制作を切り分けて制作できること、豊富なモジュールを開発できること、使いやすいインターフェイスであることなどから、最近注目されています。
2007年CMSアワード受賞。

デザイン系のWEB制作者であっても構造やUIが分かりやすく、開発しやすいCMSです。