承認フローもしっかりしているリッチなオープンソースCMS『EZPUBLISH』

http://ez.no/jp/ezpublish

MODXもそうですが、オープンソースでも、エンタープライズな超高機能なCMSが増えてきています。

EZPUBLISHは、PHPベースで、内部構造の設計に優れ、大規模サイトの運用にも充分使える大変高機能なCMSです。
海外の有名サイトでも採用されていたり、その扱いやすさには定評があることから、最近日本国内でも注目を浴び始めてきました。同じように優れたCMSにTYPO3がありますが、TYPO3はできないことがない!と言われるくらい拡張性に優れている分、サイト設計のシステム要件や詳細な仕様設計が出来ていないと、カスタマイズするうちにわけがわからなくなった、とか、どこで何が出来るのか意味不明・・・ということも起こりがち;

簡単にしっかりサイトを作りたい、制作ベースで作りたい、と言うときには、MODX、EZPUBLISHなどがいいな、と思います。

CMSは色々ありますが、私は基本、テーブルやパーツレイアウトベースのものはあまり使いません。テンプレートがSMARTYなどで自由にレイアウトをデザインできるもの、カスタムフィールドを構成できるものを利用します。

と言うのは、CMSを選定してしまったものの、簡単に扱えるよ、という触れ込みのCMSにありがちなのが、後から、レイアウトの制限を受けてしまって、そのカスタマイズに予算を大きく取られたり、クライアントの運用できるスキルによって、フィールドの持ち方にバリエーションが必要になることが多いからです。

お気に入りは、MODXですが、これは、単体では少々承認機能が弱いのです。大規模なサイトを作るなら、複数階層の承認機能は結構必要になります。外部のシステムやモジュールなどと組み合わせるという手もあるでしょうが、やっぱり、単体で解決できるCMSは便利ですね。

などともじゃもじゃと考えながら、エントリーしています。

【追記】
※EZPUBLISHは、その後、バージョンがあがって、なんだか、WEBサーバーに色々な要件を要求される・・・ハイエンドCMSとしては、専用サーバでそれ向けにチューニングされて、という想定で、それでいいのかもしれないけど、これじゃあ、導入前のテストもつらいな~。
それに、いまだにサイトが英語ベース。インストール初め技術情報が少なすぎて、これもつらい。

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