『OPEN CART』のアップデート(1.4.7→最新版へ)

『OPEN CART』をインストールしてみました。

多言語化対応ですが、色々な国の地域配送、言語、通貨など、対応範囲も広く、アレンジ次第で結構なECサイトを作成できそうな様子。
細かいところは、もう少し具体的な操作をしてみないとわからないので、後で、このキビシイ目(笑)でつぶさにチェックしてみたいと思います!

さて。インストール手順は簡単で、共有サーバにも問題なくインストールできました。
LIVE COMMERCEに打ちのめされ、夜中に朦朧としながらインストールしたので手順を記録するのを忘れました;(次にインストールするときに書きたいと思います。)

ところで、日本の方が公開されている有志のサポートサイトを見たところ、そこで公開されている日本語版のダウンロードは安定版の、Var.1.4.7となっており、最初にそれを入れたのですが、本家サイト(英語)を見てみると、1.4.9が出ていて、1.4.7はおよそ1年前のパッケージでした。
そこで有志サイトのフォーラムに行くと、、、ありました;1.4.9日本語版。ご尽力、ありがとうございます!
まだテスト段階みたいでしたので、人柱になることにしました(笑)

1から入れなおしてもいいのですが、旧バージョンからのアップデート方法に関する情報が見当たらなかったので、アップデートにすることにして、手順をここで書いておきます。
(英語版も共通です)

のちに示すアップグレード(アップデートだよね?これくらいの場合は。アップグレードって書いてあるのでこの後統一します。)には、アップグレードスクリプトで対応されます。
ただし、旧バージョンのOpenCart v1.3.2以前のバージョンを使っている場合は、最初にそのバージョンまでアーカイブを拾ってきてアップグレードしてから、OpenCart v1.3.2まで出来れば、アップグレードスクリプトを動かすことができます。
多分そんな前のを使っている人は、これを見ている人の中にはいないでしょう、という前提で、この辺はあっさりスルーしておきます。

  1. 最初に、サーバに後悔している、すでにインストールされた旧バージョンの『OPEN CART』、今回の場合は、1.4.7をFTPでローカルマシンにガサッと一式ダウンロードして、バックアップしておきます。
  2. 次に、アップグレードバージョンの、「/config.php」 と「/admin/config.php」の2つのCONFIG.PHPファイル以外のファイル一式をサーバにアップロードします。
    ホームページからダウンドーロしてきて解凍したパッケージのフォルダ内の「upload」フォルダの中身ですね。
  3. 1.4.0よりも古いものからアップグレードする場合は、CONFIG.PHPファイルの下記の4行を削除します。

    //HTTP
    define('HTTP_SERVER', 'http://www.mysite.com/');
    define('HTTP_IMAGE', 'http://www.mysite.com/image/');

    // HTTPS
    define('HTTPS_SERVER', '');
    define('HTTPS_IMAGE', '');

  4. インストールされている全てのバージョンで、「/admin/config.php」ファイルのHTTPSに関する記述部分が、きちんと埋まっていることを確認して下さい。SSLを使用せず、HTTPアクセスしかしないサイトの場合も同様です。

    // HTTPS
    define('HTTPS_SERVER', 'http://www.mysite.com/admin/');
    define('HTTPS_IMAGE', 'http://www.mysite.com/image/');

  5. ブラウザから「http://www.yourstore.com/shop/install/upgrade.php」へアクセスします。
  6. およそ10秒でアップグレード完了(またはエラー!)メッセージが表示されます。
    エラーが出たらフォーラムに報告してちょ!と言っています。(だよね。笑)
  7. ブラウザのクッキーはクリアしてから、管理ページにアクセスしてください。(Ctrl+5キーでブラウザの画面をリロードできます)
  8. 管理画面から、管理者おログインし、ユーザーの権限をチェック、編集、新しいモジュールを利用可能にします。
  9. 同じく管理画面のシステム設定でひと通りの設定を確認し、追加すべきところ、変更すべきところは編集・保存します。
  10. トークンエラーが出る場合は、無視する
    トークンを選択してチェックを入れます。(エラーが特にない場合はそのままでOK)
  11. フロント画面にアクセスし、画面をリフレッシュしてから、閲覧チェックして、問題なければOK

※エラーがでた場合。(よくあるエラーと解決方法)
1) “Undefined method https…”(HTTPSが定義されていない)
→カスタムモジュールを1.4.1より新しいものにアップデートし、URLクラスの利用を取りやめます。
2)”Invalid Token Session”(トークンセッションが正しくない)というメッセージと共に、管理画面のログインページにリダイレクトされる
→カスタムモジュールを、1.4.8までアップデートし、新トークンセキュリティを使用する。さらに先述したように、管理画面のシステム設定から無視するトークンをチェックして保存する。(=エラーが出てしまうものを無視する)
3)アイテムがカートに追加できない。
→商品の設定で、重さと長さのクラスが正しく設定されていない(登録がない)、またはどれかの言語ファイルが不足しているなどが主な原因。言語ファイルに、重さ、長さのクラスを置き、商品のIDが正しく登録されているかも確認する。商品の登録状況を管理画面からチェックして再登録すれば、たいていはこのエラーは改善される。

するっとアップグレード完了♪
ストレスレスです。(まだ商品登録とかしてないから???笑)